テクニック1 – ボードの領域で独り | パズル製作研究所
テクニックの概要
ナンバープレースのルールから各枠、行そして列には各数字がちょうど 1 度ずつ入ります。 これは2 度以上入ってはいけないのと同時に1 度は必ず入らないといけないという意味です。 もしある枠に空白のセルが 1 つだけなら、その空白のセルには枠内に出てきていない数字が入ります(下図)。
行もしくは列の場合も同じです。 テクニック 1 はテクニック 2 と合わせてもっとも基本的なテクニックです。
テクニックの使用例
下の図を例題として使います。 ただし、この例題を解くためにテクニック 2 も使います。
それぞれの枠に注目します。 どの枠も空白が 1 つ以上あるので、この状態ではテクニック 1 を使えません。 仕方がないのでテクニック 2 を使います。
テクニック 2 を数回使うと下の図の状態になります。
中段右側の枠に注目します。この枠の内部の空白セルは 1 つだけなので、テクニック 1 が使えます。
枠の内部にまだ出てきていない数字は 2 なので座標が (4, 9) のセルには数字の 2 が入ります。 ここでは枠に注目しましたが、行もしくは列の場合も同様です。
テクニックの詳細手順
- ボード上で 9 つの枠にそれぞれ注目します。
- 空白のセルが 1 つだけの枠を探します。見つかれば、枠内に出てきていない数字を空白のセルに入れ初めから繰り返します。
- 空白のセルが 1 つだけの枠がない場合は次に 9 つの行にそれぞれ注目します。
- 空白のセルが 1 つだけの行を探します。見つかれば、行内に出てきていない数字を空白のセルに入れ初めから繰り返します。
- 空白のセルが 1 つだけの行がない場合は次に 9 つの列にそれぞれ注目します。
- 空白のセルが 1 つだけの列を探します。見つかれば、列内に出てきていない数字を空白のセルに入れ初めから繰り返します。
- 空白のセルが 1 つだけの列がない場合はテクニック 2 を試します。